第11章 ② 自然の脅威
その頃、日本のはるか南のマーシャル諸島付近では、怪しい渦は次第にまとまりを増して西に向かっていた。衛星写真を見ると、赤道のすぐ北には、もくもくとした雲が東西に並んでいる。衛星写真を毎日見ていると、その中でどれが台風になりそうなのか、わかるようになってくる。空に漂う、のんびりした表情の雲の端に、流れるような雲の筋が見えてきた後、あたかも神に意思を与えられたかのように、複数の筋が中心部に向かって渦を描き始める。雲の一部で始まった渦形成はやがて雲全体に広がり、遂には生き物のような、明瞭な目を持つ台風になる。台風の被害は嫌だが、この台風が発生する過程は、何度見ても神秘的で、美しい。
でも、いざ台風が来るとなれば、「美しい」「神秘」などとのどかなことは言っていられない。畑から帰った夜、ヨーロッパ中期予報センターは、あの渦が今後最盛期915ヘクトパスカルの勢力に発達し、940ヘクトパスカルほどの勢力を維持して西日本から東日本のどこかに上陸するという予想を発表した。室戸台風や伊勢湾台風に匹敵する強さである。西日本や東海なら大丈夫というわけでは決してないが、万が一東日本を直撃した日には、大きな被害が出るだろう。東日本にやってくる台風は、大抵関西に上陸して弱まった上に、日本アルプスでさらに弱められたものが、足早に駆け抜けていくのがスタンダードである。太平洋で直前までエネルギー補給された台風が、そのまま直接上陸することはめったにないのだ。
翌日の日曜日には、ヨーロッパ中期予報センターの予報は、東海地方に上陸したのち静岡県沿岸から関東を直撃という予想を「本命」として発表した。まだ、台風が「発生」してもいない段階でここまでの予測を発表できるのだから、すごい技術である。直撃は来週の土曜日、10月12日になりそうだ。学会シーズンの土曜日で、多くの学会・研究会が予定されている。私も、横浜の小児循環器の会で講演をすることになっていた。本当に940ヘクトパスカル級の台風が直撃するなら、公共交通機関は計画運休となり、研究会どころではないはずであるし、自分と家族の命を守るための行動や備えを始めなくてはならない。危機感を伝えるため、私はSNSにて海外の気象機関の情報を集めて発信することにした。そもそも台風が発生していなかったために、この段階では日本の気象庁から何の情報提供もないのである。
つい3週間前に、千葉県に甚大な暴風被害と大停電をもたらした台風15号の記憶が新しかったせいか、SNSを読んだ医者仲間の反応は早かった。研究会を早々と中止し、土曜日の診療方針を決め、当直表を組み替えて近くに住む者だけで対応できるようにするなど、続々と対応した旨のメッセージを受け取った。影響の大きさに、空振りだったらどうしようと一瞬怯んだが、世界で一番信頼性の高いヨーロッパ中期予報センターの情報なのだから、伝えないほうがデメリットが大きいと思いなおし、発信を続けることにした。
翌日、ようやく「発生」した台風は、あれよあれよという間に急速強化を果たし、たったの1日で915ヘクトパスカルに達した。カテゴリー5のスーパータイフーンの誕生である。台風は北に向きを変え、温かい海から大量の水蒸気を吸収して猛烈な勢力を維持したまま、真っすぐ関東地方を目指しだした。3日後の水曜日には、気象庁が台風19号に早めの備えをと会見し、注意喚起を行った。
台風15号の経験から、世間は暴風被害ばかりを気にしていた。これは無理もないことだが、私は台風の巨大な雲塊が北上するにつれ、「ため込まれた膨大な水蒸気はどこに行くのだろう?」と考えて空恐ろしくなってきた。秋は、夏の暖かく湿った空気と、冬の冷たく乾いた空気のせめぎあいの季節である。今は夏のように暑い日が続いていたとしても、日本のすぐ北には、もう冬の空気が迫ってきているのである。その冷気に、大量の水蒸気が接したら・・・。あるいは水蒸気が山を駆け上がって冷やされたら・・・。
豪雨になるのは決まっていた。
そして山に降った大量の雨は、最終的に関東平野を作り上げた大河に流れ込むのだ。川が平野を作り上げるプロセスは、氾濫の繰り返しを意味する。氾濫は自然の営みの一部であるし、それによって山の土の養分が平地にもたらされる、自然の恵みでもある。でも、都市化された現在の関東平野で「氾濫は自然の恵み」などという言葉は通用しない。
どんな豪雨になるのか。その手掛かりを知るために、インターネットに公開されている何枚もの専門的な天気図を読み比べていくと、恐ろしいことがわかってきた。秩父山地の雨量は500mmをゆうに超えそうで、荒川決壊の目安である550mmを上回る可能性がある。これだけでも深刻なのだが、大量の水蒸気を含む雲域が巨大なため、関東より北の地域のほうがむしろ雨雲がかかる時間が長く、北の冷たい空気にも近いため、長野、北陸や東北でも相当の総雨量が予想された。これは西日本豪雨並みの広域災害になるかもしれない。このことを認識してからは、上陸までの2日間は、豪雨警戒情報に徹してSNSを更新し続けた。
実際の被害はご存じのとおりである。13もの都道府県で100名近い犠牲者や行方不明者を出し、多くの方が負傷された。河川の氾濫、決壊や土砂災害により、住む場所を失った方も多い。また、収穫期に重なったために、金額的には史上最悪の農業被害になってしまった。2020年2月19日、台風19号は「東日本台風」と命名され、同時に命名された台風15号(房総半島台風)と共に、42年ぶりに名前の付いた台風となった。
多くの方から、私の発信を読んで避難した、あるいは家族を避難させたと連絡をもらった。甚大な被害を前に、あまり喜ぶ気持ちにもなれなかったが、趣味で多少詳しくなっていた気象の知識が、人助けになったことは本来喜ばしいはずのことだった。趣味が役に立つなら、もう少し深めてより良い情報発信につなげられないか。
1か月かけて悩んだ末、私は一つの決断をした。
第11章 ① 八王子の山の中で
※第10章まではPassion 受難を情熱に変えて part 1 &2 (医学と看護社)をご覧ください。
中央道から高井戸インター、永福料金所を経て首都高速4号線に入ると、新宿の高層ビル街やドコモタワーが目の前で大都会を主張するようになる。まもなく中央環状線に入るための西新宿ジャンクションだ。文京区の自宅に帰るためには、ここから中央環状線を北上することになる。隣では息子がスースー寝息を立て、後席では夫がのびている。自分を入れて3人の命を預かっていることを確認し、ハンドルを握り直す。
まるでジェットコースターのような、この長い下り坂で合流する本線には、羽田や京浜工業地帯からの多くの車が2車線を占拠しながら、高速で走っている。右カーブしている本線の先で右側から合流する、しかもジャンクションの勾配が急という無茶苦茶な構造のために、合流直前まで互いの交通量はわからない。運転者は、坂の下で本線の交通量が見えたら瞬時に、限られた情報から自分の入るべきスペースを見つけて合流しなくてはいけない。今日はいつもにも増して車が多かったが、真横に並んでしまった本線の車を先に行かせ、パッと左に入り込み、ギュンと加速して後ろの車を引き離すことで、自車のスペースを確保できた。ふぅ。
こうして家族を乗せて、夫の実家のある八王子を往復するのは、結婚以来10年間、私の役割になってきた。夫も運転免許を持っているが、ペーパードライバーに毛が生えた程度しか運転していないため、生き馬の目を抜く首都高の合流を任せるのは無理だろうと諦めている。本当は10年前から交代でやってくればよかったのだが、あのジャンクションがあるがためになかなか任せづらく、私ばかりが経験値を積む結果となってしまった。特にここ半年は、親戚の畑の一角を借りて家庭菜園を始めたため、首都高速を走る頻度も格段に増えている。これははじめの作戦を間違えたかと自問自答するも、後の祭りである。
2019年のゴールデンウィークに始めた菜園は、3人共通の趣味を持たなかった我々家族に、新しい風をもたらした。まず、四方八方を山の緑に囲まれて、青空の下で行う土いじりは、人工物に囲まれて過ごす都心の日常で失われた、人間の根源的な生命力を呼び起こしてくれる。しかも農作業は共同作業である。規模は小さくとも、毎週自然の中で畝づくり、植え付け、水やり、誘引、芽かき、人工授粉、草むしりや収穫などを行い、ともに汗を流すのだから、家族の絆が強まらないほうがおかしい。
また、野菜の育ちは多くの話題を提供してくれる。10月の今は、4畝の畑に先月植えたブロッコリーの苗が育っているほか、ミニトマト、パプリカ、キュウリが残っている。10月にもなれば、普通夏野菜は終わりを迎えるのだが、いまだに盛夏の暑さが続いているため、野菜たちは延々と元気な実をつけ続けている。こうなると人間のほうが抜くのが忍びなくなってしまい、冬野菜に移ることができない状態が続いている。それはそれで悩ましいのだが、来週は台風対策としてキュウリの支柱を補強しようか、とか、風にやられるに任せたほうが冬野菜に移行する踏ん切りがつくのではないか、とか、そろそろ白菜を植えないと結球しないのでは等と、前田家に無限の話題をもたらしてくれるのである。
極めつけは、大地の恵みを囲んむ「収穫ご飯」である。自宅に帰って収穫袋を開けると、キュウリ12本、色とりどりのミニトマト50個以上、パプリカ8個が、ピチピチの肌をこちらに向けている。キュウリは、透明感のある短い棘に囲まれ、先端にはドライフラワーになった黄色い花びらが付着している。これは手を加えないほうがおいしいに決まっている。ごはんを炊き、親戚の畑で掘らせてもらったサツマイモとわかめの味噌汁を作り、さつま揚げを軽くあぶるだけで今日の料理はおしまい。収穫物を洗ってザルに盛り、塩とマヨネーズとみそを添えて食卓にどどんと出すと、家族の笑顔が集まってきた。幸せ、ここに極まれり。
2019年といえば、3回の再発を乗り越えるために、1月から9月にかけて手術、化学療法や放射線治療を繰り返していた時期に一致する。強力な治療で削られた体力を取り戻し、家族の力を高めて闘病を助けてくれた立役者は、実は畑だったかのかもしれない。
プロフィール
※これまでの論文、講演やメディア掲載情報は下記にまとめてあります。
業績まとめ https://researchmap.jp/erikospassion
執筆論文紹介 https://erikospassion.hatenablog.com/entry/2019/09/30/002955
講演紹介 https://erikospassion.hatenablog.com/entry/2019/10/01/101905
メディア掲載 https://erikospassion.hatenablog.com/entry/2020/05/10/100245
※ブログのトップに本ページが表示される設定になっています。記事は右の一覧から検索頂ければ幸いです。
はじめまして、前田恵理子です。
私は画像診断を生業とする放射線科の医師です。現在、東京大学医学部附属病院の特任助教として臨床、研究、教育に携わっています。循環器、小児、大腸、嚥下といった特殊CT、なかでも小児心臓CTと、医療被曝を専門にしています。
一方、再発を繰り返す肺がん患者でもあり、5度の手術(胸部4回、開頭1回)、3回の化学療法、2回の放射線治療を経験し、分子標的薬を飲み続けています。再発のたびに、手術や放射線治療を受けて局所コントロールを得て、2020年2月には節目となる5年生存を達成しました。
また、中高時代から重症喘息に苦しみ、20回以上喘息で入院しながら東大入試、国家試験、専門医試験を乗り越えてきました。死線を彷徨うような重篤な喘息発作も何度も体験し、医学部5年生の時には24時間酸素吸入が手放せない状況になり、8年間に渡って酸素を引っ張って医学生、医者をやっていたこともあります。酸素を連れて、海外出張にも何度も行きました。
喘息治療で大量に使い続けてきたステロイドの副作用による、緑内障、大腿骨頭壊死も経験しています。
そんな数多の試練を知恵と、勇気と、情熱の力で乗り越えながら、様々なことを達成してきました。趣味のヴァイオリンと、音楽を通じて出会えた仲間たちも、大きな力になってくれました。
その過程は、半生記 「Passion 受難を情熱に変えて」(医学と看護社)に詳述されています。Passionという言葉には、よく知られた情熱という意味だけでなく、受難という意味があります。私の生き方を象徴する言葉として、使っています。よろしければお手にとってみてください。
Amazonリンク
amzn.to/31gFaRG
がん治療については、経過と画像をまとめた「オリゴメタの治療戦略」も併せてご覧ください。
医療相談は受けませんが、在宅酸素で海外旅行や出張に行きたい方の相談だけは、国内に情報があまりに公開されていないため、お役に立ちたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
経歴(赤字は病歴)
1977年 神奈川県秦野市に生まれる。外遊びといたずらの幼少期を送る。
1984年 秦野市立渋沢小学校入学。サイエンスに興味を持ち始める。
1988年 父の都合でオランダに渡る。医学を志す。現地で喘息発症。
その後3年半にわたり、インターでエッセイ、討論、実験漬けの生活を送る
オランダと180度異なる日本式の勉強について行けず、数学が落ちこぼれる。
1992年 喘息重症化、アスピリン喘息発症。中3で8回、通算4ヶ月半の入院をする。
1993年 高校の内部進学に失敗。火がついたように数学の勉強を始める。
小5の四則演算からやり直し、1年間で数学の偏差値を40上げて学年トップに。
1995年 無理をしすぎて高3の11月に肺性心(心不全)で1ヶ月入院。
それまでにも高校で7回(桐蔭学園時代だけで16回)入院した。
1996年 東京大学理科III類(医学部)、慶応大学医学部現役合格。東大に進学。
1998年 東京大学医学部医学科進学。
2001年 実習の無理がたたって喘息が慢性化し、在宅酸素療法導入に。
2003年 東京大学医学部医学科卒業、同附属病院研修医に。
2004年 ステロイド緑内障に対して両眼繊維柱切開術を受ける。
学生時代の解剖の教科書執筆と学業に対し、東京大学総長賞受賞。
「解剖実習室へようこそ」(医学書院)出版。
2005年 東大病院22世紀医療センター 特任助教就任。
所属はコンピュータ画像診断学/予防医学寄付講座(放射線科を親講座とする検診とAI関連の寄付講座)。
2006年 北米放射線学会(RSNA) 教育展示最高賞(Magna Cum Laude)受賞。
初めて24時間在宅酸素で海外出張を行う。
2008年 北米放射線学会(RSNA) 教育展示最高賞(Magna Cum Laude)受賞。
放射線診断専門医資格取得。24時間在宅酸素から離脱。
2009年 結婚。
2011年 長男を出産。出産後喘息が軽快する。
東京大学医学部附属病院 バスキュラーボード委員
2012年 東京大学大学院医学系研究科にて学位(医学博士)取得。
2014年 日本医学放射線学会 Most cited paper award受賞。
北米放射線学会(RSNA) 教育展示 Cum Laude受賞。
2015年 検診の胸部単純写真にて自分で肺癌を発見。
左肺上葉切除の後、シスプラチンとナベルミンの化学療法を4サイクル受ける。
日本消化器癌検診学会 大腸CT検査読影認定医・読影支援技師認定制度WG委員
日本医学放射線学会 画像適正利用委員会委員。
2016年 日本医学放射線学会 Most cited paper award受賞。
アジア心臓血管放射線学会 先天性心疾患委員会委員。
2017年 長男小学校入学。
肺癌の胸膜播種再発が発覚、分子標的薬(ジオトリフ)服用開始。
日本循環器学会 先天性心疾患ガイドライン協力員
2019年 2度目の再発(胸膜播種と肺靭帯リンパ節腫大)に対してサルベージ手術。腺癌の小細胞癌転化が発覚。
術後補助化学療法としてカルボプラチンとエトポシドの化学療法を4サイクル受ける。
アジア心臓血管放射線学会 小児心臓CT撮影ガイドライン出版。
3度目の再発(残っていた胸膜播種)に対して再サルベージ手術。東大オンコパネル検査を受ける。
日本循環器学会 先天性心疾患並びに小児期心疾患の診断検査と薬物療法ガイドライン出版。
日本小児心臓CTアライアンス設立、代表に就任。
4度目の再発(縦隔リンパ節転移)に対して定位放射線治療(5Gyx10回)を受ける。
2020年 2月に5年生存を達成
日本小児心臓CTアライアンスとしてJ-RIME(医療被曝研究情報ネットワーク)に加盟
5回目の再発(左後頭葉脳転移)に対して開頭手術、定位放射線治療(6Gy×5回)を受ける。脳転移と手術に伴い右半盲・失読になる。
術後補助化学療法としてカルボプラチンとエトポシドの化学療法を4サイクル受ける。
2020年 12月 放射線照射の後遺症として脳の一部(左側頭葉)が壊死を起こし、高度な脳浮腫でICU入院する。脳浮腫コントロールのためステロイド+イソバイド治療を始める。
2021年 1月 12月の入院時に見つかった肺内転移(術後再発)3か所に対して、大阪の都島放射線科クリニックで肺ラジオ波焼灼を受け、完治する。
2021年 1月 都島放射線科クリニックにて非常勤研究生になり研究を開始する。
6回の再発を繰り返している割には、いずれも手術、放射線治療やラジオ波焼灼といった局所治療でつぶすことができており、派手な病歴のわりに、治療のたびに病変ゼロに持ち込めています。少数転移(オリゴメタ)に対する局所治療の重要性を物語る一症例として参考にして頂ければ幸いです。
メディア掲載情報まとめ
半生記「Passion 受難を情熱に変えて」の出版以来、様々なメディアに取り上げていただきました。備忘録を兼ねて、こちらにまとめておきます。
<本業関係>
新聞記事
2020年9月21日(月)付 朝刊13面
小児の放射線被曝を防ぐ 医療検査は低線量・エコーで
<闘病関係、その他>
書籍
〇Passion 受難を情熱に変えて Part 1 & 2 前田恵理子著 (医学と看護社)
私の半生記です。
〇やってはいけない がん治療 医者は絶対書けないがん医療の真実
岩澤倫彦 著 (世界文化社)
医師であるがん患者として手術、化学療法、分子標的薬、放射線治療と多岐にわたる標準治療を徹底的に受けて、度重なる再発を克服してきたエピソードが紹介されています。
新聞記事
〇産経新聞 シリーズ「まけるもんか」 2019年10月27日付
「諦めない姿示す それが私の医療」
https://www.sankei.com/life/news/191026/lif1910260026-n1.html
〇日経新聞 シリーズ 「向き合う」 東大病院放射線科医 前田恵理子さん
2020年1月13日付 ① 肺がん 4度の再発越えて
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO54224230Z00C20A1TCC000/
2020年1月19日付 ② 社会生活の継続が最善の結果生む
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54512390X10C20A1TCC000/
2020年2月3日付 ③ 正解ない問題に答える力を
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55017220Q0A130C2TCC000/
2020年2月16日付 ④ 闘病に寄り添う家族に感謝
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55629180U0A210C2TCC000/
〇産経新聞 2020年1月19日付
【書評】『Passion 受難を情熱に変えて Part2』前田恵理子著
https://www.sankei.com/life/news/200119/lif2001190014-n1.html
病気に負けない(※学校等で教材として使える教育記事です)
https://www.sankei.com/nie/news/200309/nie2003090001-n1.html
ラジオ
〇ラジオNIKKEI第一 大人のラヂオ 2019年12月6日
キャンサーペアレンツのコーナー
http://www.radionikkei.jp/otona/date/20191206/
〇ラジオNIKKEI第一 大人のラヂオ 2020年5月6日
キャンサーペアレンツのコーナー特集
再放送リクエストが多かった番組として、90分のフルバージョンが再放送されました。
http://www.radionikkei.jp/otona/post_432.html
90分インタビューはいつでも大人のラヂオのPodcastで聴くことができます。
大人のラヂオ:Apple Podcast内の12月6日配信②(キャンサーペアレンツのコーナー・ノーカット版後半)
上記リンクがうまくクリックできない場合は下記からトライしてみてください
雑誌
〇ドクタラーゼ 医学生がこれからの医療を考える情報誌 (日本医師会) Vol 32
がんと闘病しながら、研究も私生活もアクティブに
~放射線科医 前田 恵理子先生~
埼玉医大脳外科教授 藤巻高光先生との対談インタビューです。
Web版はこちら
前編 https://www.med.or.jp/doctor-ase/vol32/32page_id09life1.html
後編 https://www.med.or.jp/doctor-ase/vol32/32page_id09life2.html vc
〇女性自身 2020年4月21日
「緊急事態宣言を6月まで延長 忍び寄る医療・生活崩壊の悪夢」のなかにインタビュー内容が掲載されました。
Webメディア
〇がんサバイバークラブ 2020年3月19日
星湖舎・金井一弘の「読み逃したくない1冊」
第3回 「滅多なことじゃ死にません」 前田恵理子『Passion(パッション)~受難を情熱に変えて~』(Part1)(Part2)
https://www.gsclub.jp/tips/12912
〇Grapee 2020年4月16日
(Yahoo、MSN、excite、biglobeなど多数のメディアに転載されました)
東大病院の医師による『コロナ収束にかかる年月』が話題に 投稿の内容に考えさせられる
https://grapee.jp/813210
〇Yahooニュース 2020年4月18日
コロナ禍の時代に問う、高度医療のパラドックス 一挙再放送『JIN-仁-』を今観る意義(文中に私の投稿が引用されています)
https://news.yahoo.co.jp/articles/34d45d75edffa502dd07f9c03e24d375d2d6c257
〇Yahooニュース 2020年8月29日
仕事×育児×病気の両立。5回のがん再発と闘いながら、東大病院の放射線科医を務める女性の生きる力
https://news.yahoo.co.jp/byline/osakabesayaka/20200830-00195669/
日経新聞に連載を書いています
すでにご覧になってくださった方も多く、大変多くの反響をいただいていますが、1月、2月に日経新聞月曜朝刊の医療・健康面に「向き合う」という連載を書いています。
① 肺がん、4度の再発越えて
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54224230Z00C20A1TCC000/
② 社会生活の継続が最善の結果生む
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54512390X10C20A1TCC000/
③ 正解ない問題に答える力を
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55017220Q0A130C2TCC000/
4回目は2月17日掲載の予定となっています。
第3回目の今日は、教育論にちょっと触れました。私は日本とオランダ両方で教育を受けたため(ただし2-30年前の話です)、どちらの良さも弱点もわかります。エッセイと討論と実験を繰り返して、アクティブラーニングを煮詰めたような授業を日々繰り返すオランダ流は、論理的思考力、表現力、行動力、決断力、胆力・・・といった力を養うには非常に優れていました。でも、批判されがちな日本の「大量問題演習」「大量暗記」も、ちゃんとポジティブな面があります。特に理系においては、大量演習によって培われる基礎的な数理技術や数理的センス、大量暗記で身につく広大な範囲の教養が、将来的な素養につながる面もあるのです。
問題の本質は、両方の学習モードを両立させるのは極めて困難なこと。現在の大学入試改革は、日本式の良いところを残しながら小手先の変更で欧米式を取り入れようとしているように見えます。でも、どちらの学習モードも、まともに習得するには膨大な時間がかかるので、両方をやろうとしてもどっちつかずになってしまいます。しかし今更厳しい点数主義に戻すとしても、他の東アジアの国(中国、韓国、台湾)がその道ではぶれずに突き抜けてしまっていますから、彼らと同じことをやっても勝ち目はありません。
これこそ、「答えのない問い」だと思います。今までの文科省や塾のカリキュラムがマニュアルだったとすれば、これからはマニュアルがない時代。一人一人、一つ一つの家庭が、それぞれの信念に基づいてよかろうと思う教育を施すしかないのだと思います。その試みは、時に成功し、時には逆効果になるでしょう。でも、ちょっと条件が変われば結果は逆になることもある。正しいと信じた道を、家庭の智慧で進んで、成功も失敗も引き受けていく。そんな時代になっていくのではないでしょうか。
Part 2が出版されました。
Passion受難を情熱に変えて part 2(医学と看護社)が出版されました。
Amazonでも即日配送始まっています。
大部分がかつてこのブログに掲載していた内容ですが、書籍化にあたり加筆、修正したので、整合性を保つためにブログに載せていた原稿は2019年10月末で非掲載としました。これまで読んでくださった皆様、”ピアレビュー”して誤植や誤りを発見してくださった皆様、本当にありがとうございました。
書籍は、Part 1で2015年2月に肺癌の手術を受けた数日後から始まっています。迷いの末に受け入れた、シスプラチン+ナベルミンの化学療法。それから2年半後には容赦なく胸膜播種再発し、分子標的薬を開始。1年半、分子標的薬を飲んだところで、腺癌が小細胞癌に形質転換し、播種結節の一つが急速増大し、大きなリンパ節転移1箇所が出現します。小細胞癌は、生存期間の中央値が8ヶ月という厳しい癌ですから、これは絶体絶命か、と大きな不安にさいなまされる中、パズルを解き明かすように、根治の道を探るのです。厳しい現実に直面したときの考え方と行動の仕方、家族へのがんの伝え方、小学生の子供のがんのとらえ方など、注目して頂きたい点がたくさんあります。
一方で、この本は30代~40代前半にかけて、小児の医療被曝でいくつも大きな仕事をしてきた、いち放射線科医の記録でもあります。最先端の医療の恩恵を受けながら、最先端の医療を作る生活。きっと、医療関係者ではない方も、医療の進歩を立体的に実感していただけるのではないかな、と思っています。
素敵な表紙の写真を撮ってくださったのは、写真家の加藤久豊さんです。横浜で行われた2019年の日本医学放射線学会中に、みなとみらいで撮影していただきました。加藤さんは放射線業界では言わずとしれた有名人で、富士フィルムメディカルの代表取締役、日本医用画像工業会(JIRA)会長などを歴任されてきました。科学的な原理や現象を丁寧に調べ、考えて技術を選び、非常に情緒的な写真に仕上げる撮影技術は素晴らしく、星景写真、風景写真、生物写真など、いつも心が洗われるような気持ちで作品を拝見しています。
Part 1に引き続き、Part 2も、私は印税をもらわない代わりに本の値段を抑えてもらっています。
また、病床にあるとき、心が弱ったときでも、寝っ転がって読みやすい、ペーパーバックの軽い装丁に仕上げてもらいました。
ぜひ、よろしくお願いいたします!!
産経新聞に掲載されました
産経新聞社に私の波乱万丈な人生が掲載されました。
2019年10月26日夜にWeb版が公開され、
https://www.sankei.com/life/news/191026/lif1910260026-n1.html
2019年10月27日朝刊社会面に記事が掲載されました。
多岐にわたる内容を、文章にまとめてくださった記者の方、本当にさすがです。また、
「あきらめない姿示す それが私の医療」
私が話したことではありますが、そのまま使って記事を書いてくださったことに感謝しています。
人は、見たことがないものに対して想像力を働かせるのは難しいものです。重い病気を抱えた患者さん自身、病気だから〇〇できないし・・・と、本当はやりたいと思っていることをあきらめてしまっていることはよくあります。一方周りも、やはり重い病気や障害を抱えた方が働こうとか、趣味の世界で活躍しようとか思った時に、「無理なんじゃない?」と、本人にその気があってもストップをかけたりしがちなんですよね。
ヴァイオリンの世界にはイザーク・パールマンという先達がいて、彼は世界的なヴァイオリニストで、素晴らしい技術、音楽、人間性を兼ね備えた、私が大好きな音楽家の一人ですが、4歳の時に罹患したポリオで足が不自由なんです。ヴァイオリンが好きな人は、パールマンのことを知っているので、私がHOTや車椅子でオーケストラに参加した時も、パールウーマンなどと茶化して受け入れてくれました。
ピアノの世界では、同じように全盲のピアニスト、辻井伸行さんや、脳出血をきっかけに左手専門のピアニストとして精力的に活動された、舘野泉さんの存在が大きいと思います。
同じことだと思います。レベルは全然違いますが、私が「HOTで医者やってる」「IV期肺癌でも仕事も家庭もヴァイオリンも大好き」「この期に及んで気象の勉強までしているらしい(もともと好きな分野ですが本当です)」なんて姿を見せることで、患者さんにも、周りの人にも、病気があってもなんでもできるという概念が生まれます。ハンデがあっても、そのハンデを乗り越えて活躍する人がいることで、社会の目をちょっと変えることができるんです。
「無理無理、やめときな」
から
「それもアリだよね」
に。
そうして、いろいろな人がちょっと生きやすい世の中が生まれる。
放射線科診断医というのは、基本B to B(医者 to 医者)の仕事なので、患者さんに直接接する機会はあまりありません。だから、患者さんの前にあきらめない姿を示すことすら難しいのですが、記事が出たことで、多くの人に私のことを知っていただくことができて嬉しいです。
記事をきっかけに、社会通念の中にちょっとでも「アリだよね」が増えることを願っています。
【随時更新】講演紹介:これまで&これから(21.01.16update!)
私がこれから行う講演とこれまでの講演履歴をご紹介いたします。
放射線領域でご依頼が多いのは、何といっても「被曝関係」「(特に小児)心臓CT」「英語論文の書き方」です。変わったところでは、検診部門での知見を活かした「よく見かける所見だけど病的意義がはっきりしない所見」をまとめた講演も、放射線診断医にとり身近なもので、国境を越えて評価が高いです。また、女子力があまり高くない私ですら、女性医師支援やダイバーシティー関連の仕事を頼まれることもあります。ま、ダイバーシティーにダイバーシティーを加える存在ですからね(笑)。
Passion 受難を情熱に変えて を出版してからは、放射線医学の枠を超えたご依頼も増えてきました。在宅酸素で海外学会、がんの4大治療体験談、キャリア教育、はては趣味の気象と災害予防まで、お話できることはいろいろあります。
お仕事依頼は個別にご相談ください。
【今後の講演・登壇予定】
〇Japanese Alliance for Pediatric Cardiac CT
2021.2.20 Asian Society of Cardiovascular Imaging Congential Heart Disease study grouph Web開催
〇ワークショップ 小児造影検査を考える コメンテーター
2021.2.27 第3回Pediatric CT研究会 Web開催
〇Passion 受難を情熱に変えて
~病ととともに30年を歩んだ放射線科医が見た深淵なる人体の世界~
2021.7.17 第26回学術集会 Web開催
講演履歴
私の講演履歴をご紹介いたします。内容ごとに「超低線量小児心臓CT」、「放射線医学全般」、「英語論文の書き方」、「女性医師の働き方、放射線科の紹介」、「闘病関係」の5つに大別し、それぞれについて時系列で、最近の実績と今後の登壇予定を紹介いたします。
【超低線量小児心臓CT、低侵襲CT、小児の医療被曝】
〇低線量CTが変える小児循環器診療
2020.9.11-12 日本磁気共鳴医学会 Web開催
〇シンポジウム 今更聞けないCTの原理の基礎の基礎(企画) 基礎から学ぶCTの絵作りと被曝の仕組み(講演)
2020.5.31- 第79回日本医学放射線学会総会 Web開催
〇シンポジウム 小児被曝の最適化と個別化を考える(座長) 小児CT被曝の標準化と各施設における最適化(講演)
2020.5.31‐ 第79回日本医学放射線学会総会 Web開催
〇小児心臓CTの撮影と医療被曝の基本
2020.2.2 第1回小児心臓CTスキルアップセミナー(企画) 本郷
2019.12.13 令和元年度医療放射線防護連絡協議会
〇小児心臓CTの被曝低減 〜世界の情勢〜
2019.10.7 国公私立大学技術者研修会 東京
〇How we perform the least invasive 320-row CT
2019.9.26 Asian Oceanian Society of Pediatric Radiology招待講演 ソウル、韓国
〇Comparison of cumulative doses between plain chest film and CT in children with complex heart disease in a Japanese university hospital setting.
2019.4.13 日本医学放射線学会総会 横浜
〇Introduction to new Japanese guideline for congenital heart disease
2019.3.20 Asian Society of Cardiovascular Imaging 台北、台湾
〇小児心臓CTのA to Z ~侵襲の低減と最新のガイドライン事情をめぐって~
2019.3.2 第7回小児心臓MRI研究会 東京
〇小児心臓CTの標準化 ~ASCI & 日循ガイドラインをめぐって ~
2019.2.16 第1回Pediatric CT研究会 東京
〇これで迷わない! 小児低線量CT
2019.9.1 キヤノンメディカルシステムズ 関西ユーザー会 大阪
〇乳児期に出現した左室心筋内腫瘍の一例
2018.7.8 第78回心臓血管放射線研究会 熊本
〇超低線量小児心臓CT:IVRへの応用可能性を中心に
2017.1.26 第28回Pediatric Cardiac Intervention学会 東京
〇Ultra-low-dose 320-row pediatric Cardiac CT using Forward Projected Model based Iterative Reconstruction SoluTion (FIRST)
2016.9.15 Scandinavian Japanese Radiological Society Joint Meeting 新宿
〇超低線量による小児体幹部診断
2016.8.20 Global Standard CT Symposium 東京
〇成人および小児循環器領域におけるFIRSTの臨床応用
2016.4.16 日本医学放射線学会 ランチョンセミナー 横浜
【放射線医学全般】
〇腹部実質臓器の画像診断と人工知能
2020.1.18 第98回北海道腸疾患研究会 札幌
〇脾良性疾患の画像診断
2019.4.12 日本医学放射線学会総会 教育講演 消化器1 横浜
〇もう迷わない! 病的意義がはっきりしないアノ所見たち
2018.11.21 埼玉Educational Lecture 大宮
〇Introduction to opportunistic screening using 3T PET/MR
2018.6.15 Scandinavian Japanese Radiological Society Joint Meeting Bergen、Norway
〇検診におけるPET-CTとPET-MRの診断能の比較検討
2018.5.16 東大病院22世紀医療センターセミナー 東京
〇その所見、正常?異常?~大規模コホート研究で見えた、ありふれた所見の奥深き世界~
2017.7.22 第26回名古屋放射線夏季セミナー 名古屋
2016.6.24 第5回北海道消化管CT研究会
〇知っておきたい 心膜・心臓腫瘍 +α
2016.4.22 第550回呼吸器臨床談話会 新宿
【英語論文の書き方】
〇英語論文執筆に必要な国語力と生活力
〇英語論文執筆に必要な国語力と生活力
2019.10.18 日本医学放射線学会秋季大会 JJRセミナー 名古屋
〇今日から書ける英語論文
2019.10.7 国公私立大学技術者研修会 東京
〇英語論文初投稿への完全ガイド
2019.4.14 日本放射線技術学会 実行委員会企画 横浜
〇英語論文執筆に必要な国語力と生活力
2019.4.12 日本医学放射線学会総会 JJRセミナー 横浜
〇明日からのらくらく英語論文執筆
2016.9.10 第44回日本磁気共鳴医学会 シンポジウム「初学者の皆様へ:磁気共鳴医学の英語論文を書きましょう!」 大宮
〇これで書ける!英語論文
2015.10.3 第51回日本医学放射線学会秋季大会 盛岡
〇英語論文執筆の流れ ~母国語で進めてよい過程と真に必要な英語力~
2015.9.10 第43回日本磁気共鳴医学会 シンポジウム 東京
【女性医師の働き方、放射線科の紹介】
〇リアル・ラジエーションハウス ~現代医療の基盤となる画像診断とは~
2019.8.24 フロンティアセミナー 横浜
〇現代医療の基盤としての画像診断 高度な専門性で全身を診る仕事とは?
2018.8.25 フロンティアセミナー 横浜
〇女性医師支援と遠隔診療
2017.9.3 第11回消化管先進画像診断研究会 広島
〇現代医療の基盤としての画像診断 高度な専門性で全身を診る仕事とは?
2017.8.26 フロンティアセミナー 横浜
〇現代医療の基盤としての画像診断 高度な専門性で全身を診る仕事とは?
2016.8.27 フロンティアセミナー 横浜
〇仕事も、家庭も、趣味も! 放射線科医は貪欲です。
2016.6.12 前期研修医のための画像診断セミナー 東京
【闘病関係、気象関係】
〇令和2年の出水期を振り返って ~異例の梅雨、予想の難しい台風、そしてコロナ~
2020.10.28 第48回未来都市政策研究会 参議院会館
〇これから10年 挫けない withコロナ時代の医療・経済・教育
2020.9.1 東京空調衛生工業会 東京
〇台風19号における防災情報提供と医療体制 ~災害退避行動につながる発信の仕方とは~
2019.11.27 未来都市政策研究会 衆議院会館
〇HOTな学会珍道中 在宅酸素での海外学会出張記
〇HOTな海外学会珍道中 ~世にも不思議な在宅酸素の物語~
2019.4.26 第570回呼吸器臨床談話会 新宿
【随時更新】執筆論文紹介(21.1.19update!)
(59) Forward-projected Model-based Iterative Reconstruction SoluTion in Temporal Bone Computed Tomography: A Comparison Study of All Reconstruction Modes.
Ryo Kurokawa, Akifumi Hagiwara, Moto Nakaya, Eriko Maeda, Haruomi Yamaguchi, Wataru Gonoi, Jiro Sato, Kenta Nakata, Kenji Ino, Yoshiaki Ota, Mariko Kurokawa, Akira Baba, Keisuke Nyunoya, Yukiko Usui, Tomoya Tanishima, So Tsushima, Rumiko Torigoe, Takeru Q Suyama, Osamu Abe
Journal of computer assisted tomography 2020年11月12日
(58) Evaluation of peripheral bronchiole visualization using model-based iterative reconstruction in quarter-detector computed tomography.
Usui Y, Kurokawa R, Maeda E, Mori H, Amemiya S, Sato J, Ino K, Torigoe R, Abe O.
PLoS One. 2020 Sep 18;15(9):e0239459. doi: 10.1371/journal.pone.0239459
(57) MRI FindingsEvaluation of peripheral bronchiole visualization using model-based iterative reconstruction in quarter-detector computed tomography.
of Immune Checkpoint Inhibitor-Induced Hypophysitis: Possible Association with Fibrosis.
R Kurokawa, Y Ota, W Gonoi, A Hagiwara, M Kurokawa, H Mori, E Maeda, S Amemiya, Y Usui, N Sato, Y Nakata, T Moritani, O Abe
AJNR. American journal of neuroradiology 2020年8月6日
56) Computed tomography findings of early-stage TAFRO syndrome and associated adrenal abnormalities.
Kurokawa R, Gonoi W, Yokota H, Isshiki S, Ohira K, Mizuno H, Kiguchi T, Inui S, Kurokawa M, Kato S, Matsuki M, Takeda T, Yokoyama K, Ota Y, Nakai Y, Maeda E, Mori H, Abe O.
Eur Radiol. 2020 May 21. doi: 10.1007/s00330-020-06919-1.
55) Sleep-Induced Glottis Closure in Multiple System Atrophy Evaluated by Four-Dimensional Computed Tomography.
Ueha R, Maeda E, Ino K, Shimizu T, Sato T, Goto T, Yamasoba T.
Front Med (Lausanne). 2020 Apr 17;7:132. doi: 10.3389/fmed.2020.00132. eCollection 2020.
54) Prospective Study of Spatial Distribution of Missed Lung Nodules by Readers in CT Lung Screening Using Computer-assisted Detection.
Miki S, Nomura Y, Hayashi N, Hanaoka S, Maeda E, Yoshikawa T, Masutani Y, Abe O.
Acad Radiol. 2020 Apr 15:S1076-6332(20)30156-2. doi: 10.1016/j.acra.2020.03.015. Online ahead of print
53) Pilot study of eruption forecasting with muography using convolutional neural network.
Nomura Y, Nemoto M, Hayashi N, Hanaoka S, Murata M, Yoshikawa T, Masutani Y, Maeda E, Abe O, Tanaka HKM.
Sci Rep. 2020 Mar 24;10(1):5272. doi: 10.1038/s41598-020-62342-y.
52) Comparison of image quality between synthetic and patients' electrocardiogram-gated 320-row pediatric cardiac computed tomography.
Maeda E, Shirota G, Shibata E, Komatsu S, Ino K, Torigoe R, Abe O.
Pediatr Radiol. 2019 Dec 19. doi: 10.1007/s00247-019-04541-y.
51) Uterine adenomyosis with extensive glandular proliferation: a case series of rare imaging variant
Nakai Y, Maeda E, Kanda T, Ikemura M, Ushiku A, Sasajima Y, Isshiki S, Osamu A
Diagnostic and Interventional Radiology, in press
50) Comparison of image quality between synthetic and patients' electrocardiogram gated 320-row pediatric cardiac computed tomography
Maeda E, Shirota G, Shibata E, Komatsu S, Ino K, Torigoe R, Abe O
Pediatric Radiology, in press
49) Inter-observer agreement in identifying traction bronchiectasis on computed tomography: its improvement with the use of the additional criteria for chronic fibrosing interstitial pneumonia.
Tominaga J, Bankier AA, Lee KS, Leung AN, Remy-Jardin M, Akira M, Arakawa H, Boiselle PM, Franquet T, Fujimoto K, Gevenois PA, Goo JM, Grenier PA, Hatabu H, Ichikado K, Im JG, Johkoh T, Lee KN, Lynch DA, Noma S, Song JW, Sakai F, Sugiyama Y; Study Group of Diffuse Interstitial Lung Disease in Japan.
Collaborators (56)
Tanaka N, Tomiyama N, Sumikawa H, Okada F, Murata K, Takahashi M, Sakai S, Ashizawa K, Kurihara Y, Kuriyama K, Takenaka D, Adachi S, Endo M, Hara M, Kusumoto M, Takahashi K, Nishikawa Y, Fukui H, Shioyama Y, Inamura K, Tonan T, On Y, Kusunoki N, Kawasaki A, Saito N, Watanabe Y, Yokoyama K, Ono S, Maeda E, Sugiura H, Ohno Y, Koyama H, Kushihashi T, Kanouchi T, Sato K, Yanagawa N, Yamaguchi T, Ebina M, Chida K, Kono M, Inoue Y, Taniguchi H, Ogura T, Taguchi Y, Homma S, Sakamoto S, Azuma A, Saito Y, Suzuki E, Takada T, Hasegawa Y, Hashimoto N, Inase N, Ishii H, Tokuda H, Bando M.
Jpn J Radiol. 2019 Sep 14.
48) Evaluation of the depiction ability of the microanatomy of the temporal bone in quarter-detector CT: Model-based iterative reconstruction vs hybrid iterative reconstruction.
Kurokawa R, Maeda E, Mori H, Amemiya S, Sato J, Ino K, Torigoe R, Abe O.
Medicine (Baltimore). 2019 Jun;98(24):e15991.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6587614/
47) Effect of bolus tracking region-of-interest position within the descending aorta on luminal enhancement of coronary arteries in coronary computed tomography angiography.
Kurokawa R, Maeda E, Mori H, Amemiya S, Sato J, Ino K, Torigoe R, Abe O.
Medicine (Baltimore). 2019 May;98(19):e15538
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6531088/
46) User-Friendly Vendor-Specific Guideline for Pediatric Cardiothoracic Computed Tomography Provided by the Asian Society of Cardiovascular Imaging Congenital Heart Disease Study Group: Part 1. Imaging Techniques.
Hong SH, Goo HW, Maeda E, Choo KS, Tsai IC; Asian Society of Cardiovascular Imaging Congenital Heart Disease Study Group.
Korean J Radiol. 2019 Feb;20(2):190-204
https://www.kjronline.org/DOIx.php?id=10.3348/kjr.2018.0571
45) Vaginal delivery-related changes in the pelvic organ position and vaginal cross-sectional area in the general population.
Naganawa S, Maeda E, Hagiwara A, Amemiya S, Gonoi W, Hanaoka S, Yoshikawa T, Ohtomo K.
Clin Imaging. 2018 Jul - Aug;50:86-90.
44) Role of delayed-time-point imaging during abdominal and pelvic cancer screening using FDG-PET/CT in the general population.
Naganawa S, Yoshikawa T, Yasaka K, Maeda E, Hayashi N, Abe O.
Medicine (Baltimore). 2017 Nov;96(46):e8832
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5704891/
43) Appropriate imaging utilization in Japan: a survey of accredited radiology training hospitals.
Kumamaru KK, Murayama S, Yamashita Y, Nojo T, Watanabe Y, Goto M, Maeda E, Echigo J, Soga S, Fujii S, Tanami Y, Okabe T, Okada M, Munechika J, Ota H, Miyake M, Honda H, Aoki S.
Jpn J Radiol. 2017 Nov;35(11):648-654.
42) Deep neural network-based computer-assisted detection of cerebral aneurysms in MR angiography.
Nakao T, Hanaoka S, Nomura Y, Sato I, Nemoto M, Miki S, Maeda E, Yoshikawa T, Hayashi N, Abe O.
J Magn Reson Imaging. 2018 Apr;47(4):948-953.
41) Pediatric 320-row cardiac computed tomography using electrocardiogram-gated model-based full iterative reconstruction.
Shirota G, Maeda E, Namiki Y, Bari R, Ino K, Torigoe R, Abe O.
Pediatr Radiol. 2017 Oct;47(11):1463-1470
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5608791/
40) Full and hybrid iterative reconstruction to reduce artifacts in abdominal CT for patients scanned without arm elevation.
Yasaka K, Furuta T, Kubo T, Maeda E, Katsura M, Sato J, Ohtomo K.
Acta Radiol. 2017 Sep;58(9):1085-1093.
39) Subjective and objective evaluation of 10-30% dose reduced coronary artery phantom scans reconstructed with Forward projected model-based Iterative Reconstruction SoluTion (FIRST).
Maeda E, Tomizawa N, Kanno S, Yasaka K, Kubo T, Ino K, Torigoe R, Ohtomo K.
Data Brief. 2016 Dec 3;10:210-214. eCollection 2017 Feb.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2352340916307442?via%3Dihub
38) The feasibility of Forward-projected model-based Iterative Reconstruction SoluTion (FIRST) for coronary 320-row computed tomography angiography: A pilot study.
Maeda E, Tomizawa N, Kanno S, Yasaka K, Kubo T, Ino K, Torigoe R, Ohtomo K.
J Cardiovasc Comput Tomogr. 2017 Jan - Feb;11(1):40-45
37) The assessment of myometrium perfusion in patients with uterine fibroid by arterial spin labeling MRI.
Takahashi N, Yoshino O, Hiraike O, Maeda E, Nakamura M, Hori M, Harada M, Koga K, Saito S, Fujii T, Osuga Y.
Springerplus. 2016 Nov 3;5(1):1907. eCollection 2016.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5095089/
36) Temporal Characteristics of Radiologists' and Novices' Lesion Detection in Viewing Medical Images Presented Rapidly and Sequentially.
Nakashima R, Komori Y, Maeda E, Yoshikawa T, Yokosawa K.
Front Psychol. 2016 Oct 7;7:1553. eCollection 2016.
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2016.01553/full
35) Reducing CT radiation exposure with organ effective modulation: A retrospective clinical study.
Akai H, Kiryu S, Shibata E, Maeda E, Sato J, Tomizawa N, Nojima M, Ohtomo K.
Eur J Radiol. 2016 Sep;85(9):1569-73
34) Single-energy metal artifact reduction for helical computed tomography of the pelvis in patients with metal hip prostheses.
Yasaka K, Maeda E, Hanaoka S, Katsura M, Sato J, Ohtomo K.
Jpn J Radiol. 2016 Sep;34(9):625-32
33) Usefulness of T2 star-weighted imaging in ovarian cysts and tumors.
Takahashi N, Yoshino O, Maeda E, Naganawa S, Harada M, Koga K, Hiraike O, Nakamura M, Tabuchi T, Hori M, Saito S, Fujii T, Osuga Y.
J Obstet Gynaecol Res. 2016 Oct;42(10):1336-1342.
32) Metal artefact reduction for patients with metallic dental fillings in helical neck computed tomography: comparison of adaptive iterative dose reduction 3D (AIDR 3D), forward-projected model-based iterative reconstruction solution (FIRST) and AIDR 3D with single-energy metal artefact reduction (SEMAR).
Yasaka K, Kamiya K, Irie R, Maeda E, Sato J, Ohtomo K.
Dentomaxillofac Radiol. 2016;45(7):20160114.
31) Pancreatic lipoma with a solid nodule mimicking invasion from adjoining intraductal papillary mucinous neoplasm.
Namiki Y, Maeda E, Gonoi W, Akamatsu N, Ikemura M, Ohtomo K.
Radiol Case Rep. 2016 Apr 4;11(2):50-3.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1930043315305732?via%3Dihub
30) Diagnostic Phase of Calcium Scoring Scan Applied as the Center of Acquisition Window of Coronary Computed Tomography Angiography Improves Image Quality in Minimal Acquisition Window Scan (Target CTA Mode) Using the Second Generation 320-Row CT.
Maeda E, Yamamoto K, Kanno S, Ino K, Tomizawa N, Akahane M, Torigoe R, Ohtomo K.
ScientificWorldJournal. 2016;2016:1017851
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4764755/
29) Optimized heart rate for 320-row cardiac CT can be feasibly predicted from prescan parameters.
Maeda E, Tomizawa N, Yamamoto K, Kanno S, Akahane M, Ino K, Uehara M, Sakamoto A, Semboku T, Torigoe R, Ohtomo K.
Springerplus. 2015 Nov 12;4:697.
https://springerplus.springeropen.com/articles/10.1186/s40064-015-1478-5
28) The effect of expert knowledge on medical search: medical experts have specialized abilities for detecting serious lesions.
Nakashima R, Watanabe C, Maeda E, Yoshikawa T, Matsuda I, Miki S, Yokosawa K.
Psychol Res. 2015 Sep;79(5):729-38
27) In reply to: minimizing the radiation dose in coronary CT angiography using prospective ECG-triggering, low tube voltage and iterative reconstruction technologies.
Tomizawa N, Kanno S, Maeda E, Akahane M, Torigoe R, Ohtomo K.
Jpn J Radiol. 2015 Jan;33(1):48-9
26) Minimizing the acquisition phase in coronary CT angiography using the second generation 320-row CT.
Tomizawa N, Kanno S, Maeda E, Akahane M, Torigoe R, Ohtomo K.
Jpn J Radiol. 2014 Jul;32(7):391-6.
25) Can image analysis on high-resolution computed tomography predict non-invasive growth in adenocarcinoma of the lung?
Yoshida Y, Sakamoto M, Maeda E, Ohtsu H, Ota S, Asamura H, Nakajima J.
Ann Thorac Cardiovasc Surg. 2015;21(1):8-13
24) Plexiform angiomyxoid myofibroblastic tumor (PAMT) of the stomach. A case report focusing on its characteristic growth pattern.
Ikemura M, Maeda E, Hatao F, Aikou S, Seto Y, Fukayama M.
Int J Clin Exp Pathol. 2014 Jan 15;7(2):685-9.
23) Evaluation of endometrial thickness in postmenopausal women by using 3.0-T MRI
Nakamura J, Yoshikawa T, Maeda E, Akai H, Ohtsu H, Hayashi N, Ohtomo K
South African Journal of Radiology. 18(1):a603
https://sajr.org.za/index.php/sajr/article/view/603/892
22) Abnormal signal intensities of the seminal vesicles in a screening population.
Maeda E, Katsura M, Gonoi W, Yoshikawa T, Hayashi N, Ohtsu H, Ohtomo K.
J Magn Reson Imaging. 2014 Jun;39(6):1426-30.
21) Experimental system for measurement of radiologists' performance by visual search task.
Maeda E, Yoshikawa T, Nakashima R, Kobayashi K, Yokosawa K, Hayashi N, Masutani Y, Yoshioka N, Akahane M, Ohtomo K.
Springerplus. 2013 Nov 14;2:607.
20) Visualization of bile movement using MRI spin-labeling technique: preliminary results.
Gonoi W, Akahane M, Watanabe Y, Isono S, Maeda E, Hagiwara K, Ohtomo K.
AJR Am J Roentgenol. 2013 Jul;201(1):133-41.
19) Peritoneal fluid accumulation in healthy men and postmenopausal women: evaluation on pelvic MRI.
Yoshikawa T, Hayashi N, Maeda E, Matsuda I, Sasaki H, Ohtsu H, Ohtomo K.
AJR Am J Roentgenol. 2013 Jun;200(6):1181-5.
18) Coronary CT angiography using the second-generation 320-detector row CT: assessment of image quality and radiation dose in various heart rates compared with the first-generation scanner.
Tomizawa N, Maeda E, Akahane M, Torigoe R, Kiryu S, Ohtomo K.
Int J Cardiovasc Imaging. 2013 Oct;29(7):1613-8
17) Visual search of experts in medical image reading: the effect of training, target prevalence, and expert knowledge.
Nakashima R, Kobayashi K, Maeda E, Yoshikawa T, Yokosawa K.
Front Psychol. 2013 Apr 5;4:166
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3617447/
16) Santorinicele without pancreas divisum pathophysiology: initial clinical and radiographic investigations.
Gonoi W, Akai H, Hagiwara K, Akahane M, Hayashi N, Maeda E, Yoshikawa T, Kiryu S, Tada M, Uno K, Okura N, Koike K, Ohtomo K.
BMC Gastroenterol. 2013 Apr 9;13:62
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3637151/
15) Meandering main pancreatic duct as a relevant factor to the onset of idiopathic recurrent acute pancreatitis.
Gonoi W, Akai H, Hagiwara K, Akahane M, Hayashi N, Maeda E, Yoshikawa T, Kiryu S, Tada M, Uno K, Ohtsu H, Okura N, Koike K, Ohtomo K.
PLoS One. 2012;7(5):e37652
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0037652
14) Comparison of CT findings of biliary tract changes with autoimmune pancreatitis and extrahepatic bile duct cholangiocarcinoma.
Maeda E, Akahane M, Yoshioka N, Takao H, Matsuda I, Kamiya K, Hirano K, Tada M, Ohtsu H, Fukushima N, Ohtomo K.
Jpn J Radiol. 2012 Apr;30(3):227-34.
13) Radiology reading-caused fatigue and measurement of eye strain with critical flicker fusion frequency.
Maeda E, Yoshikawa T, Hayashi N, Akai H, Hanaoka S, Sasaki H, Matsuda I, Yoshioka N, Ohtomo K.
Jpn J Radiol. 2011 Aug;29(7):483-7.
12) Multicystic mesothelioma of the pericardium.
Morita S, Goto A, Sakatani T, Ota S, Murakawa T, Nakajima J, Maeda E, Fukayama M.
Pathol Int. 2011 May;61(5):319-21.
11) Pancreas divisum as a predisposing factor for chronic and recurrent idiopathic pancreatitis: initial in vivo survey.
Gonoi W, Akai H, Hagiwara K, Akahane M, Hayashi N, Maeda E, Yoshikawa T, Tada M, Uno K, Ohtsu H, Koike K, Ohtomo K.
Gut. 2011 Aug;60(8):1103-8.
10) Endometrial stromal sarcoma located in the myometrium with a low-intensity rim on T2-weighted images: report of three cases and literature review.
Furukawa R, Akahane M, Yamada H, Kiryu S, Sato J, Komatsu S, Inoh S, Yoshioka N, Maeda E, Takazawa Y, Ohtomo K.
J Magn Reson Imaging. 2010 Apr;31(4):975-9.
9) Automated segmentation method for spinal column based on a dual elliptic column model and its application for virtual spinal straightening.
Hanaoka S, Nomura Y, Nemoto M, Masutani Y, Maeda E, Yoshikawa T, Hayashi N, Yoshioka N, Ohtomo K.
J Comput Assist Tomogr. 2010 Jan;34(1):156-62.
8) Imaging findings of thoracic low-grade fibromyxoid sarcoma: report of three cases.
Maeda E, Ohta S, Watadani T, Goto A, Nakajima A, Ohtomo K.
Jpn J Radiol. 2009 Nov;27(9):375-80.
7) Hepatic Segments and Vasculature: Projecting CT Anatomy onto Angiograms.
Furuta T, Maeda E, Akai H, Hanaoka S, Yoshioka N, Akahane M, Watadani T, Ohtomo K.
Radiographics. 2009 Nov;29(7):e37.
6) Spectrum of Epstein-Barr virus-related diseases: a pictorial review.
Maeda E, Akahane M, Kiryu S, Kato N, Yoshikawa T, Hayashi N, Aoki S, Minami M, Uozaki H, Fukayama M, Ohtomo K.
Jpn J Radiol. 2009 Jan;27(1):4-19.
5) CT appearance of Epstein-Barr virus-associated gastric carcinoma.
Maeda E, Akahane M, Uozaki H, Kato N, Hayashi N, Fukayama M, Ohtomo K.
Abdom Imaging. 2009 Sep-Oct;34(5):618-25
4) Isolated hepatic hemangiomatosis in adults: Report of two cases and review of the literature
Maeda E, Akahane M, Watadani T, Yoshioka N, Goto A, Sugawara Y, Makuuchi M, Ohtomo K
Eur J Radiol extra. 2007 61 (1):9-14
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1571467506000976
3) Magnetic resonance findings of bile duct adenoma with calcification.
Maeda E, Uozumi K, Kato N, Akahane M, Inoh S, Inoue Y, Beck Y, Goto A, Makuuchi M, Ohtomo K.
Radiat Med. 2006 Jul;24(6):459-62.
2) Assessment of major aortopulmonary collateral arteries with multidetector-row computed tomography.
Maeda E, Akahane M, Kato N, Hayashi N, Koga H, Yamada H, Kato H, Ohtomo K.
Radiat Med. 2006 Jun;24(5):378-83.
1) Delayed enhancement of pelvic lymphangiomyoma associated with lymphangioleiomyomatosis on MR imaging (2005: 9b).
Maeda E, Akahane M, Inoue Y, Watadani T, Jo D, Kato J, Minami M, Ohtomo K.
Eur Radiol. 2005 Dec;15(12):2528-31.
書籍化のお知らせ&近況報告
私はFacebookで発信することが多いのですが、このブログだけを見てくださっている方は、あまり更新しないと生存確認ができなくて不安、と言われるので、近況報告をします。
1、ブログの書籍化
ご存知の方も多いと思いますが、このブログが書籍化されています。現在、第3章までが「Passion 受難を情熱に変えて Part 1」という書籍として発売されています。
amzn.to/31gFaRG
ありがたいことに、自分でもびっくりするほどご好評いただいております。
第4章から第9章までも、近々part 2として出版される予定です。出版社のご理解もあり、このブログにて書籍の元原稿を公開してきましたが、part 2が出版されたのちに、第1章ー第9章を公開し続けるかは、現在のところ未定です。もし非公開となっても、喘息や在宅酸素や肺癌について検索してこちらに到達されている患者さんもいらっしゃるので、何らかの情報は掲載し続ける予定です。
書籍版については、想定される読者に若い方や闘病中の方もいらっしゃるので、少しでも多くの皆様に気軽に手に取っていただけるように、この書籍は私が印税をもらわない代わりに書籍の価格を下げてもらっています。つまり、書籍がいくら売れても、私の懐には1円も入らないんですねー(笑)。私にとっては印税より、皆さんに手に取っていただけることが、何倍も嬉しいです。
ということで、eriko's passion書籍版も是非、よろしくお願いいたします!
2、私自身のこと
第9章を書き上げ、これでおしまい!と晴れ晴れした翌日、CTで4回目の再発が判明しました orz
今度は縦隔リンパ節1か所です。放射線治療を受けています。自分の同僚たちにお世話になることになろうとは!part 2の書籍には、書下ろし「放射線診断医が放射線治療を受けた体験記」が掲載される予定です。
治療は定位放射線照射で、5Gy×10回ですから、9月前半にあっという間に終わるでしょう。ただ、食道の隣にある腫瘍なので、放射性食道炎は必発。しかも、食道炎が一番ひどい時に韓国出張があるという、安定の無茶っぷりです。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さまどうぞご自愛くださいね。
また、投稿します。