前田恵理子: 第一線の放射線科医で患者である私の当事者研究

東大病院の放射線科医として循環器画像診断や医療被ばくを専門としています。患者と中高時代以来の超重症喘息と闘いながら受験やキャリア形成、結婚・妊娠・出産を乗り越えてきました。2015年以降肺癌(腺癌→小細胞癌への形質転換)を6回の再発、4回の手術(胸腔鏡3回、開頭1回)、3回の化学療法、2回の放射線治療、肺のラジオ波焼灼、分子標的薬治療により克服しました。脳転移と放射線壊死による半盲、失読、失語も日々の工夫で乗り越えています。医師・当事者としての正確な発信が医学の進歩に帰することを願っています。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

患者から見た診療放射線技師

縁あって、東京電子専門学校の非常勤講師として、診療放射線技師の卵ちゃんたとである2年生に対して、画像診断学の授業をしています。東大の大学生・大学院生も若いですが、専門学校の2年生はもっと若い。ピチピチの駒場生と同じ歳ですからね!40過ぎたおば…