前田恵理子: 第一線の放射線科医で患者である私の当事者研究

東大病院の放射線科医として循環器画像診断や医療被ばくを専門としています。患者と中高時代以来の超重症喘息と闘いながら受験やキャリア形成、結婚・妊娠・出産を乗り越えてきました。2015年以降肺癌(腺癌→小細胞癌への形質転換)を6回の再発、4回の手術(胸腔鏡3回、開頭1回)、3回の化学療法、2回の放射線治療、肺のラジオ波焼灼、分子標的薬治療により克服しました。脳転移と放射線壊死による半盲、失読、失語も日々の工夫で乗り越えています。医師・当事者としての正確な発信が医学の進歩に帰することを願っています。

2021-03-04から1日間の記事一覧

ラジエーションハウスScan87に登場しています

放射線科お仕事マンガとして、フジテレビのテレビドラマ「ラジエーションハウス:放射線科の診断レポート」の原作が、グランドジャンプに掲載されています。3月3日から、Scan 87(第87話)「希望の折り鶴」の連載が始まりました。小児CT被ばくがメインテーマ…

WHO小児被ばくイベントに参加しました

WHOの教育機関であるGeniva Foundatioは、″WHO Scholar Level 1 course on radiation risk communication to improve benefit-risk dialogue in paediatric imaging″というインターネット上のコースシリーズを開講します。3月末ー5月末まで全13回、6時間x週…